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今週は2銘柄の決算がありましたが、投資家の期待には応えられる業績ではなかったようで、大きく下落してしまいました。週間の下落率も-9.5%という今年一番の下げ幅を記録しています。

7月末から続く4銘柄の決算またぎウィークは全敗という結果に終わり、4週連続のマイナス、1ヶ月前は年初来+40%もあった利益が一気に半分まで減ってしまいました。

しかし決算前にやたらと期待上げが目立っていたので、期待されすぎた反動により感情売りで下がりすぎている感も否めません。念のため各銘柄の決算を読み直して総点検してみましたが、長期の成長戦略に問題はなく、世界株安の不安も重なってむしろバーゲンセールに突入しただけと言えるでしょう。
(といっても全銘柄が同時にバーゲンになっても、売買しにくいだけで意味はありませんが・・・笑)

今回の総点検をした時に、成長率を過剰に見積もっていた銘柄については若干見直ししています。
成長率を見直しした後も割安感が失われるほどではなく、やはり安心して持てる銘柄という再認識ができました。

【グローバルキッズ】
入所率の低下はやや気になるが、国策の保育無償化で今後需要UPとなる可能性が高いため、成長鈍化は現状気にしなくても問題なし。営業利益悪化は従業員増による一時的なものだし、補助金が絡む純利益はむしろ昨年より大幅回復している。

【ハウスドゥ】
今期は売上+40%、利益は軒並み+50%超という文句なしの決算。来期が弱気なのが多少気にはなりますが、PER13倍を下回るくらいに安くなってます。成長継続は間違いない企業なので、些細なブレは気にせずロングホールドで問題ないかと。

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ちなみに主力株のグローバルキッズは途中で株数を増やしたこともあり、また含み損金額が凄いことになっています。昨年冬以降は売却していないため厳密にいうとまだ損は出ていないのですが、ロングホールドによって金の卵となってくれるのか、はたまた塩漬けのまま干からびてしまう運命なのか、行く末を見届けていきたいと思います。